こんにちは、しゃか丸です!
先日のお盆と灯籠の話に続いて、今回は提灯の組み立て方を紹介します。
前回紹介した高知特有の灯籠に比べて、盆提灯は全国区ですね。吊り下げるものから置き型まで種類も豊富で、最近では置き型の創作提灯も人気があります。今回は置き型タイプの行灯(あんどん)提灯の組み立て方を紹介しますね。
では、早速箱から取り出して、どんなものが入っているか見てみましょう。
写真右上から、雲手、火袋、房、上柱、下足3本、コード、三角、電球、つばが入っているので、全部揃っているか確認をしてください。
まず最初に足の方から組み立てます。
畳や床に傷ができないように布を敷いてから作業してください。
つばをひっくり返して下足を2本差し込みます。そのあと、三角を取り付けてから3本目の下足を差し込みます。
次に房掛けネジを外してコードを取り付けます。
それから上柱を取り付けますが、柱の横にある紐掛けの突起が外側になるように差し込んでください。
ソケットに電球を取り付けたら火袋をつけます。
だんだん提灯らしくなってきましたね。火袋は絵が正面を向くように方向を確認してください。
最後に雲手を垂直に取り付けて固定し、房をかけたら完成です。いかがでしたか?
初めて組み立てる人でも1人で出来そうですよね?
ポイントは、下足と三角の取り付けの順番を間違わないことと、上柱の紐掛けの向き、下足1本が正面に来るように方向を確認することです。
ちなみに、乾仏具店の大型店舗では盆提灯の組み立て方の動画を流しているので、そちらも参考にしてみてください!
また、店頭では提灯の展示販売もおこなっています。
提灯だけでなく、お盆を迎えるためのアレコレをたくさん取り揃えているので、ぜひ一度足をお運びくださいませ。