老舗 乾佛具店

ガイドブック「こころ」

ご供養とお仏壇のガイドブック「こころ」

お葬儀とお葬儀に関わる知識、お仏壇の選び方とお祀り、お盆やお彼岸のこと、神棚のお祀りなどをご紹介しています。

こころ(PDFファイル)

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ご供養とお仏壇のガイドブック「こころ」(PDFファイル)

お葬儀後・お仏壇とお祀りに関する知識(ガイドブック「こころ」より)

  • 供養のこころを知る
  • きずなを確認する供養
    供養とは「きずなを確認する」ことです。ご先祖様や亡くなった方、ご本尊、そしてご両親、お子様とのきづなを確認することの全てが供養です。
    きづなを確かめることで、今、生かされている自分を確認することが、供養です。
  • ご供養は心と言葉と行いです
    仏教では、心と言葉、そして行動を大切なものとして考えます。心で思っているだけではなく、そのことを言葉にしてみる、言葉を行動で表現してみることが大切だとしています。
    実は思うだけでは分からないこと、思っていたことを言葉にして初めて分かること、言葉を行動に移してみてようやく分かることがたくさんあります。
  • 亡き人を感じる瞬間
    お仏壇の前に座って、心をご本尊やお位牌に集中させてみます。その集中力を高めるのが、お線香の香り、ローソクの灯り、リンの音です。
    そして、例えば「お父さん、ありがとう」「お母さん、ありがとう」と声に出してみます。この行いが、すなわち供養です。
  • 花も灯りも香りも食事も供養です
    仏教の供養には、様々な意味があります。お花を活けること、ローソクを灯すこと、お線香を焚くこと、食事などのお供物を供えること、リンを叩くこと、全てが供養です。
    お寺様に来て頂き、食事をして頂くことも古くから大切にされて来た供養です。
  • ご先祖様と出会う
  • ご先祖様
    ご先祖様はあなたの命の源です。
    日頃全く意識しないご先祖様ですが、お仏壇を安置し、過去帳やお位牌、法名軸などに接する中で、ご先祖様を感じることができるようになります。
  • ファミリーヒストリーを知る
    お仏壇は家族の歴史、ファミリーヒストリーを知る場所であり、お子様、お孫様に伝える場所です。
    ファミリーヒストリー、つまり家族の歴史を伝えることはとても大切なことです。おじいさま、おばあさまが生きてきた時代を伝えること、お父様、お母様が生きてきた時代を伝えること、そのことにより、お子様やお孫様の心に芽生えるのは、自分が一人で生まれてきたのではない、たくさんの人の命があって生まれてきたということです。
  • お仏壇の前で語って下さい
    お仏壇があることの意味は、たくさんありますが、お仏壇のあるお宅は、よりしっかりとファミリーヒストリーを語ることができ、お子様を育てる中で大切な場所となります。
  • 不思議な場所として
    不思議という言葉は元々仏教の言葉です。
    不可思議という言葉を少し縮めたものですが、ご家庭の中で、仏壇は不思議な場所となります。
    不可思議とは、人が知ることのできない、仏や菩薩の限りのない働きのことです。ファミリーヒストリーは、この諸仏諸尊の不思議な力に守られ、育てられて行きます。
  • お葬儀後のご挨拶
  • 僧侶へのご挨拶
    一般的には、お葬儀の翌日にお布施を持参し、挨拶に出向きます。翌日に行かれない場合でも、一週間以内には挨拶に行ったほうが良いでしょう。遠方から来て頂いた場合などは、通夜の前にお布施を渡しても構いません。本来お布施は気持ちですが、金額の特に定めの無い場合は、親族間や葬儀社と相談して決めると良いでしょう。また一括して包む場合や、僧侶の人数で個別に包む場合等もあります。

    挨拶例

    • 「昨日は故人のために心のこもったお勤めをして頂き、本当にありがとうございました」
    • 「故人も、思い残すことなく成仏できました」
    • 「今後の法要も、何とぞよろしくお願い申し上げます」
  • 挨拶回りの服装について
    式直後は喪服で挨拶回りをします。
    二・三日経っている場合、正式には黒ですが、喪服でなくても構いません。グレーや紺などシンプルで地味な平服で伺うのが良いでしょう。
    挨拶が済んだら早めに引き上げるようにします。
  • 初七日までにお礼のご挨拶を
    お世話になった方々などには、お葬儀が終わった翌日か翌々日、遅くとも初七日までには済ませておきましょう。
    また、訪問できない方には丁重な電話、又は礼状を書いて気持ちを伝えます。ご近所や世話役、会社の方、かかり付けのお医者様など、喪主自身が挨拶に出掛けたいものです。

    挨拶例

    • 「このたびは故人のため、お忙しい中を、葬儀(告別式)にご参列頂き、ありがとうございました」
    • 「過日の父(母など)の葬儀にあたりましては、お世話になり、本当にありがとうございました。おかげさまで無事葬儀を済ませることができました」
  • 会葬礼状と挨拶状
    お葬儀の会場で会葬礼状を手渡し、挨拶に代えることが多い(即日返し)ようですが、これは略式なので後日発送するほうが丁寧です。遠方から来て頂いた方や、弔電・供物などを頂戴した方には、感謝の気持ちを込めてお礼状を出しておくとよいでしょう。
    会葬礼状

    • 礼状は私製ハガキに黒または薄墨色で枠取りしたものに印刷し、会葬や供物などのお礼・不行き届きのお詫びなどを書き、施主や親戚の名前を列記します。礼状は同じ枠取りをした封筒で送ります。新聞に訃報広告を掲載した場合は新聞広告で会葬御礼の広告を出します。
    • 子供が学校などを欠席した場合は、その旨の届けを提出します。
    • 御会葬のなかった方でも、香典・供物などが届いていた場合、お礼状を送り、感謝の気持ちを伝えます。
    • 携帯やスマホ、パソコンのメールでお礼を申し上げることは、親交状況などによりますが、書面でご挨拶申し上げるのが正式です。
  • 香典返し
    お葬儀の当日に手渡しする「即日返し」が近年多いようですが、一般的に、忌明けの前後、忌明けの挨拶状と共に感謝の品を贈るお香典返しをします。

    • 香典の金額や親交などによっても異なりますが、先方の好み・ライフスタイルなどに合った品を送るようにします。金額の目安は香典の1/2、1/3程度とするのが一般的です。葬儀のお礼を兼ねた忌明けの挨拶状も一緒に送るとよいでしょう。
    • お香典を頂いても、お返しをするか否かは、金額・交友関係をよく考慮して決めましょう。
  • 年賀状の欠礼挨拶状
    服喪中は慶事を控え、年賀状を出さないのが一般的です。その代わり、12月初旬迄に年賀欠礼の挨拶状を出します。喪中に年賀状を頂いた場合は、松の内を過ぎ、時節柄寒中見舞いとしてその理由を返書します。
    年賀状の欠礼挨拶状

    • 喪に服しているご家庭は、祝い事への出席や新年の挨拶も控えましょう。
    • 欠礼ハガキを出した後に、御香典を頂く場合がありますが、この場合には香典返しをします。

    また、お線香を贈られた場合には、手紙、電話、メールなどでお礼を申し上げるようにします。

  • 市区町村からの埋葬料(葬祭費)補助
    お葬儀後忘れてはならない手続きが埋葬料です。

    国民健康保険の加入者が亡くなった場合

    所轄の市区町村の役所の「国民健康保険課」に、死亡した方の保険証・申請者の印鑑・お葬儀費用の領収書、埋葬許可証又は死亡診断書を持参し申請手続きを行います。
    受給できる金額や支払い方法は、各市区町村によって違いがありますが、銀行振込のケースもありますので、口座番号なども控えて行った方が良いでしょう。

    社会保険の加入者が亡くなった場合

    勤務先事業主の証明と死亡を証明する書類(死亡診断書、又は埋葬許可証、印鑑、保険証)を持参し、所轄の社会保険事務所に申請します。勤務先で代行している所もあるので尋ねた方が良いでしょう。

    社会保険加入者の扶養家族が亡くなった場合

    社会保険に加入している方の扶養家族が亡くなられた場合にも埋葬料は受給できます。申請手続きは本人(被保険者)の場合と同様です。特に扶養家族が亡くなられた場合、忘れてしまう事が多いようですので、気を付けましょう。
  • 遺品の整理と形見分け
    整理する時期・会社関係の遺品の整理

    遺品を整理する時期としては、四十九日が過ぎ、事務的な手続きが落ち着いた頃がよいでしょう。故人の身の回りの物を整理し、処分することは辛いことですが、気持ちの区切りの上でも大切なことです。
    また、故人が在職中だった場合は、職場に早めに整理に行く方が良いでしょう。書類やデータ・身分証明書・保険証・年金手帳、デスクやロッカーなどを整理し、鍵・社章などは早めに会社へ返却します。故人の持ち物などは、回りの社員の方に確認してから速やかに持ち帰るようにします。

    不要になったものは処分しましょう

    故人の愛用品は、整理し保存するものと処分するものに区別しましょう。不要な生活必需品や家具などは、各自治体の規定のゴミの処理日に出すか、業者に依頼して処分してもらいます。申請や料金がかかることもあります。事前に確認しておきましょう。

    故人の手帳・手紙は残しておきましょう 帳簿など、記録書類は7年間保管します

    日記や手帳、手紙等は後々必要になることも出てくるかも知れません。最低3年位は身内で保管しておくと良いでしょう。
    自営業の場合は、過去の所得税などがかかってくることがありますので、帳簿・領収書・その他書類は7年間は保存しておくようにします。

    形見分けは供養のひとつ

    形見分けは、故人が愛用していた品や衣類など、親近者や親しい人に記念として受け取って頂く習慣です。故人の遺言がない場合は、遺族が贈る相手との間柄を考慮し、遺族や親しい人と相談して決めて良いでしょう。また目上の人や親しくなかった人にまで贈るのは失礼にあたるので、当人から申し出がない限り考慮します。壊れたり汚れたりしているものは控えます。受け取って貰えるか事前に確認します。高価なものは贈与税の対象になることもあるので注意が必要です。
    形見分けはラッピングは不要です。故人のエピソードなどを一緒に伝え贈るとよいでしょう。趣味やコレクション等の品は研究機関や団体に寄付すると喜ばれるかも知れません。

    保管しておく必要のある書類と保存期間
    • 商業帳簿
    • 青色申告関係帳簿、国税・地方税、医療費、水道料金、地代・家賃、月賦代金
    • 賃金台帳、建築工事費
    • 電気・ガス料金、授業料・稽古事の月謝、商品代金
    • NHK受信料 = 次の集金日まで
    • 国民年金 = 年金がおりるまで
    • 生命保険 = 契約期間満了まで
  • 財産の相続と名義変更について
    次の場合は、名義変更をしましょう

    電気、ガス、水道、電話、住居などが故人の名義になっている場合。
    また、預貯金、有価証券などの動産の名義が故人のものとなっている場合。故人名義の不動産を相続する場合や事業を継承する際、代表者となったり、許認可を受ける場合も名義変更します。

    名義変更に伴う必要書類
    • 遺産分割協議書、又は相続人全員の同意書。
    • 印鑑証明書、戸籍謄本、除籍謄本。
    手続きにかかる税金や手数料の確認
    • 不動産の所有権移転登録は、不動産評価額の登録免許税がつきます。尚、株式の名義書き換えにも手数料が必要となります。
    • 自動車移転登録は、ディーラーに依頼すると数万円の費用がかかるのですが、陸運事務所の手数料そのものは少額です。
  • 各手続きの専門家
    わからない時は、専門家にご相談を

    遺産の相続や名義変更の手続きは複雑でわかりにくく、トラブルも多くなりがちです。法律の知識が必要なときは、公共の相談機関や弁護士、司法書士、税理士など専門家に相談しましょう。

    司法書士の仕事は・・・
    • 相続に関する代行業務=遺言状の検認申立・相続放棄の申述・遺言執行者の専任申立等。
    • 不動産登記に関する代行業務=遺産分割協議書の作成・所有権、その他の権利の相続登記。
    • 会社・法人登記に関する代行業務=株式の相続や役員の変更登記。
    税理士の仕事は・・・

    税理士は死亡時財産の評価、確定を行ってくれます。遺産が分割された後、各相続人の相続税を割り出し、準確定申告や相続税の申告手続きを代行してくれます。

  • 葬儀後の諸手続き一覧表
    葬儀後の諸手続き一覧表
    ※お手続きは地域によって異なる場合がございますので、各窓口でお問い合わせ下さい。
    ※年金をすでに受給している方がお亡くなりになった場合、速やかに届けを出さないと、死亡後にも年金が振り込まれ、後日過払いとして返納しなければならなくなるので注意してください。
  • 四十九日法要
  • 喪に服す期間 喪中と忌中

    忌中

    家族や近親者の死を悼mみ慎む期間を「忌中」と呼び、四十九日忌の御法要が終わるまでの期間が忌中となります。
    忌中の間はお祝い事への出席や神社への参拝は控えるようにします。

    喪中

    喪中は死者を悼み、喪に服する期間は翌年の命日までの一年間とされています。

  • 四十九日まで七日ごとの御法要
    一週間目の御法要が初七日法要で、その後七日ごとに御法要を営み、初七日法要を含めて7回の御法要を行います。
    この間は中陰と呼ばれ、死から次の生を得るまでの期間であり、冥界では七日ごとに閻魔大王などのお裁きがあり、法要はその七日ごとに合わせて行われるものです。
  • 初七日法要
    お葬儀に一区切り付ける意味でも重要な、初七日(前日のお逮夜に読経をしてもらう地域もあります)はごく近い身内で行いますが、最近は葬儀当日に併せて済ませる場合もあります。
    初七日法要が特に重要とされるのは、この日に死者が三途の川に辿り着き、激流・急流・緩流のいずれの流れを渡るかというお裁きが決まるためとされています。
  • 関東と関西で違う初七日の日取り
    四十九日までに七日目ごとに7回執り行う各法要ですが、忌日の法要日数までの数え方は、関東と関西では異なります。関東では亡くなった日を入れて7日目、関西では亡くなった日の前日から数えて7日目ともされています。
  • すでにお仏壇をお持ちの場合
    すでにご先祖様からのお仏壇がある場合は、三十五日法要の前にお仏壇内、お仏具などをきれいに磨き掃除しましょう。法要の機会などにお手入れしたり、不備があった場合は新しく揃えます。
  • 閻魔大王は三十五日目のお裁きに登場
    閻魔大王は冥界の大王として知られていますが、三十五日目(五七日)のお裁きに登場します。この閻魔大王が持つ帳面が「閻魔帳」です。
    地域によってはこの閻魔大王のお裁きの日に、懇ろに法要を営む場合もあります。
  • 四十九日が3ヶ月間に渡る場合
    地域によっては四十九日が3ヶ月に渡る場合、三十五日(五七日)に御法要を営み、忌明けとする場合があります。これは「四十九日・三ヶ月」という語感が「しじゅう苦(四十九)が身に付く(三に月)」に似ているため、忌まれると言われています。(御宗旨により異なる場合があります)
  • 忌明け法要・四十九日(七七日)法要
    四十九日(七七日)は満中陰とも呼ばれ、故人が成仏できるかどうかが決まります。この四十九日の御法要が忌明け法要であり、大切な御法要となります。
  • 忌明け法要の日取り
    最近の傾向として忌明け法要を執り行う日取りは、忌明け直前の休日に行う場合が多いようですが、なるべく早めに菩提寺に連絡をし、まず僧侶の予定を確認しましょう。日取りや時間・場所・参列人数を決定し、早めに電話か案内状で関係者(親戚、故人の友人など生前特にお世話になった方々)に連絡します。自宅で執り行う場合は葬儀社などに相談して祭壇の設営をします。
  • お仏壇のご準備
    お仏壇をお持ちでない方は、四十九日を目安としてお仏壇をご準備下さい。お仏壇を購入する時に大切なことは、「商品構成が豊富な仏壇専門店」「お仏具を選べる仏壇店」「むやみに安売りをしない仏壇店」などを基準にして下さい。
    以前はお仏壇と言えば和室や仏間にお祀りすることが一般的でしたが、現在では和室や仏間の他、リビングなどに安置する場合も多く、ご自分の気持ち、故人やご先祖様に喜んで頂ける製品をお選び下さい。
    お仏壇の検討時間が長くなる場合には、百ヵ日法要、初盆法要などを目安とされる方もおられます。
  • お位牌と過去帳・法名軸のご準備
    故人のお位牌は四十九日法要までにご準備下さい。新たに位牌をお祀りされる場合には初七日法要から二七日法要頃までにお位牌を発注すれば、四十九日法要に間に合います。過去帳も戒名などの書込みなどに時間を必要とする場合があり、お位牌と同様の時期にお寺様、あるいは当店にご依頼下さい。
  • 四十九日法要の意味
    四十九日法要は、仏教で言う、来世への生まれ変わりを決定し、それを寿ぐ法要となりますので、必ず法要を営む必要があります。(宗派によっては四十九日という習慣がありません)
  • 満中陰
    四十九日法要が済むと満中陰となり、忌中が解け、忌明けとなります。
    亡くなってから四十九日法要までは、次の生まれ変わりが決まるまでの間とされ、中陰と呼ばれます。四十九日法要により、次に受ける生が決まると満中陰となります。
  • 忌明けの意味
    忌明けの「忌」は、悲しみや苦しみを受け入れがたい状況のことを言います。また、「よくないこととして避ける」という意味も持ちます。
    忌明けはご家族・親族の死という悲しみの状態から少し抜け出て、日常生活に戻ることを言います。忌明け後はお祝い事への出席や神社への参拝も出来ます。
  • 後飾壇・中陰壇
    お葬儀後、お遺骨・御遺影・白木位牌などを飾りますが、その飾り壇のことを中陰壇もしくは後飾壇と呼びます。この中陰壇・後飾壇は四十九日法要(忌明け法要)までのもので、葬儀社には早い時期に返すようにします。
  • 神棚封じを解きます
    お葬儀の際に白い紙で行った神棚封じは満中陰法要の後、白紙をはずします。
  • 納骨を済ませます
    納骨は忌明け法要に併せて行うのが一般的ですが、その前に済ませる場合もあります。
    また、納骨が四十九日の法要後になる場合には仏壇に安置することができます。自宅に安置する期間が長くなりそうな時には、菩提寺に保管してもらうのも方法のひとつです。
  • 白木位牌から本位牌へと魂が遷されます
    四十九日法要で最も大切な儀式は、白木位牌から塗りや唐木の本位牌へと魂が遷されることです。一般的には白木位牌の魂が抜かれ、改めて本位牌に魂が入れられます。魂を抜くことを撥遣、魂を入れることを開眼と呼びます。白木の位牌は菩提寺にお返しし、お焚き上げして頂きましょう。
  • 開眼供養
    仏像や掛軸などのご本尊を新たにお迎えしている場合には、ご本尊の開眼供養も僧侶によって執り行われます。
    開眼供養(日蓮宗)
    開眼供養(日蓮宗)
  • 開眼供養では諸仏諸尊が出現します
    開眼供養には僧侶の方(菩提寺の住職様等)をお招きしての法要となりますが、この開眼供養の際には、諸仏諸尊をその場に勧請(来て頂くこと)した上での開眼となります。つまり、皆さんが実際に目することができなくとも、諸仏諸尊がその場に来て下さり、お位牌やご本尊に命が宿るのです。
  • 精進落とし
    忌明け法要の後は「精進落とし」として参列者と共に故人を偲びながら会食をします。かつては四十九日の法要が終わるまでは生ものを食べることは忌まれ、精進料理(植物性の食事)を取ることが広く行われており、四十九日の法要が終わった後に初めて精進料理以外のものを食べる習慣がありました。こうした習慣が「精進落とし」の由来です。施主はここで挨拶をします。法要に参会して頂いた感謝の気持ちとして、最近では引き出物を付けるのが一般的です。
  • 乾杯ではなく献杯
    お酒を頂く場合は乾杯ではなく「献杯」と発声します。杯をお互いに合わせて音を立てることはしません。

    挨拶例

    • 「本日は故◎◎の四十九日法要にお集まり頂き、ありがとうございます。ささやかですが酒肴を用意しましたのでおくつろぎの上、お召し上がり下さい」
    • 「ご住職様(〇〇寺様)は葬儀告別式、初七日法要から本日の四十九日法要に至るまで、ねんごろな法要を上げて頂き、本当にありがとうございます。また、世話役の〇〇様をはじめ、皆様には本当にお世話になり、ありがとうございます」
  • 法要・法事の流れ一覧表
    法要・法事の流れ一覧表
  • 法要を行う 心のリズムを整える
  • 法要に秘められた知恵
    初七日、四十九日、百ヵ日、一周忌、三回忌と続く法要。なぜ、日を限っての法要が必要なのでしょうか。
    実は、これらの法要は実に2000年の歴史の中で培われてきた、悲しみを癒やす知恵であり、生きて行くための知恵でもあります。
  • 死んだ後にどうなるのか?
    死んだ後に、人はどのようになるのか。それは古代から今に至るまで、人としての大きな疑問です。
    仏教には様々な考え方がありますが、今から1600年前頃に、死んだ後には七日ごとに生まれ変わりをし、7回目の生まれ変わり時に、次に生まれ変わる世界が決まる、という考え方が
    広く知られるようになりました。この期間、回の生まれ変わりの期間は、中陰あるいは中有と呼ばれます。
    どうして生まれ変わるのか、と言えば、煩悩があるためです。煩悩が無ければ、生まれ変わりは無くなります。
    七日ごと、というのは丁度一週間で、週は暦の基本のひとつです。暦は人間が生きて行くために必要なリズムを刻むもので、お経の中でも「七日」はとても大切にされています。
  • 生まれ変わりのリズム、癒やしの期間
    実は七日ごとの法要は、亡くなった方ご自身の次の生まれ変わりのリズムであり、残された者にとっては、大切な方の死を受け入れて行く期間となります。
    死の悲しみはすぐに癒やされるものでは全くありませんが、七日ごとにお仏壇の前に座る、あるいは祭壇の前に改めて座るだけでも、心はご自身も気付かないうちに微妙な変化が起こっているのです。
    少し難しい話になりますが、七日ごとの生まれ変わりを仏教で説くことで知られているのは『倶舎論』という仏教の解説書です。西暦300年から400年頃に活躍した世親という偉いお坊様が書かれた本です。
  • 満中陰と忌明け
    七日ごとの生まれ変わりを7回繰り返すと四十九日となり、この日に四十九日法要を営むことで忌明けとなり、日常の生活に戻ります。
  • 人の心の動きに合わせた法要 百ヵ日、一周忌、三回忌
    四十九日の後、百ヵ日、一周忌、三回忌の法要があります。
    この百ヵ日、一周忌と三回忌の法要は儒教に起源があるとされており、百ヵ日は卒哭忌、一周忌は小祥忌、三回忌は大祥忌に相当します。
    儒教の教えは、人間の心のリズムに添う内容が数多く記されていますが、卒哭忌の哭(こく)とは泣くことで、哭(なく)ことを卒(やめる)ことが卒哭忌です。大切な人の死から百日経った頃が、泣くことを止める頃だというのです。もちろん、死を受け入れることは人により様々で、百ヵ日を境にして悲しみが増してくる人もいるはずですが、百ヵ日の法要を以て、泣くことを止めようという意味です。
  • 自分の命を確かめる法要
    一周忌に当たる小祥忌は13ヶ月目ですが、これは12ヶ月と1日という日取りで1年目の法要となります。三回忌に当たる大祥忌は25ヶ月目ですが、これは24ヶ月と1日で、2年目の法要となります。
    祥の文字はおめでたいという意味ですが、儒教は、先祖のお祀りをとても大切にします。先祖のお祀りによって儒教が成り立っているとも言えるほどです。先祖に仕えることを「礼」と言いますが、それは自分の存在を確かにする方法だからです。
  • 父母を知らない不安 当たり前ではない現在の私
    自分を生んでくれた父母が誰か分かっている人にとっては、父母がいることは当たり前ですが、もし自分を生んでくれた父母が誰なのか分からなければ、どれだけ寂しく不安なことでしょうか。
    儒教では親に仕えることも、子供を慈しみ育てることも、先祖を大切にすることも教えますが、私たちの仏教には、こうした考え方が強く取り込まれています。それは仏教や儒教という枠組みにとらわれない、人として生きてゆく根本となるからです。
  • 忌と喪の意味
    かつては家族の死後は忌日、服喪が強く意識されました。忌日とは家族の死を悼み、家の中にとどまる期間のことで、明治時代の政府が決めた忌日は父母で50日、祖父母で30日、嫡子は30日、嫡子以外は20日でした。
    忌日に対して、喪がありますが、これは喪に服するの言葉通り、喪服を着る期間のことで、父母の場合で13ヶ月、父方の祖父母の場合で150日、母方の祖父母で90日、子供で90日でした。
    現在では忌や喪はかつてほど意識されませんが、悲しみを癒す期間として、忌・喪は大切な知恵であるとも言えます。
  • 百ヵ日法要 一周忌から三回忌
  • 百ヵ日法要
    四十九日法要の後に来る、次の大きな御法要が百ヵ日法要です。仏教の教えではすでに四十九日忌日をもって、次の生に生まれ変わっているので行く先の心配はいりませんが、更なる供養のために追善供養を営むのです。
    百ヵ日法要は卒哭忌とも呼ばれ、大切な人を亡くした人の悲しみから声を上げて泣くことを止める時期であるともされています。
    法要としては四十九日の法要より小規模になります。
  • 一周忌法要と三回忌法要
    一周忌法要とは死後満1年目に行う法要のことで、三回忌法要は満2年目に行う法要のことです。
    つまり、一周忌法要の丁度1年後に三回忌法要を行うことになります。
  • 一周忌法要や三回忌法要を何故行うの?
    一周忌法要や三回忌法要は、元々小祥忌、大祥忌と呼ばれてきました。「祥」とは喪服を脱いで、平服に着替えるという意味を持ちます。つまり服喪から抜け出る法要です。悲しみに区切りは付けることができず、さらなる悲しみが湧いてくる事もありますが、残された人が普段通りに暮らす区切りとなる法要となります。
  • 故人と親しかった人とも
    一周忌、三回忌とも正式には供養のための法要を開くようにします。
    また、お仏壇に故人と親しかった方々におまいりして頂くようにします。故人と親しかった方におまいりして頂くことで、故人も喜ばれますし、迎えるご家族の方の心にも落ち着きや温かさが、感じられるはずです。
  • 十仏事 三回忌法要までの仏事
    初七日法要から四十九日までの7回の法要、百ヵ日、一周忌、三回忌法要の合わせて10回の法要は十仏事とも言われ、お釈迦様の生まれたインドから中国を経て、日本に伝わってきた法要の形式です。12?13頁には法事・法要の流れ一覧表を掲載していますが、ここで掲載した閻魔王をはじめとする冥界の十人の王は、十仏事にそれぞれ登場し、仏や菩薩の力が働きます。
  • 十三仏事 三十三回忌までの仏事
    日本では十仏事に加えて、七回忌、十三回忌、三十三回忌の法要を特別な法要とする十三仏事が室町時代から始まりました。
    三十三回忌法要は、ちょうど一世代が交代する期間でもあり、日本独自の法要で、亡くなった後に、先祖や仏となるまでの時間を示すものでもあります。
    江戸時代になると、十七回忌、二十三回忌なども加わり、現代へと続く日本人の供養のリズムが確立されます。
  • 追善供養 故人・先祖へのプレゼント
    初七日から三十三回忌法要に至るまでの法要は、追善供養とも言われます。追善とは、故人に対して、私たちが「善」という功徳を送ることを言います。功徳は故人やご先祖様が、あの世でよりよく暮らしていただくためのプレゼントであり、私たちが亡くなった後に積み立てておく自分へのプレゼントにもなる、と仏教では考えます。
    故人や先祖との関係を、法要ごとに見つめなおすことは、先人からの知恵でもあります。
  • お仏壇の修理・点検、買換の時期
    法要・法事を迎えるにあたっては、お仏壇のお掃除を是非行ってください。お掃除にあたり、分からないこと、またお手伝いが必要な場合は乾佛具店までお問い合わせ下さい。
    法要・法事を迎えるにあたり、お仏壇の修理を行う方もたくさんいらっしゃいます。線香やローソクの油煙などの汚れを落とし、傷んだ箇所を修理することで清々しい気持ちで法要・法事をお迎えすることができます。
  • お盆のご用意
  • お盆のいわれ
    お盆はご先祖様の霊や様々な精霊を迎える行事です。正式には「盂蘭盆会」といいインドの古語Ullambanaが訛(なま)り、漢字に音写した「盂蘭盆」から「お盆」になったようです。
  • お盆の由来と目連尊者
    仏教行事としてのお盆は『仏説盂蘭盆経』に基づくもので、釈尊の弟子である目連尊者が、餓鬼道に堕ちた母を供養することに由来しており、大半の寺院ではこの時期に施餓鬼会が行われます。
    目連はお釈迦様の弟子で、十人の弟子のうち神通力が一番という方で、その神通力を使い生母の死後の世界を見たところ、餓鬼道に堕ち飢えと乾きに苦しんでいるのを知りました。
    驚いた目連尊者は母を救おうとお釈迦様に訊ねたところ「おまえのお母さんは生前、物惜しみをして、他人に施しをしなかったために餓鬼道におちたのです。目連よ、母に代わって施しをしなさい」といわれました。
    目連はお釈迦様の言葉に従い、多くの僧侶や貧困に苦しむ人々にお金や食べ物、衣服を施したのです。それは丁度旧暦の7月15日でした。
    目連の施しにより、母が餓鬼道から逃れることが出来ました。
    この故事から先祖が死後の悪い世界に堕ちないようにとの気持ちから、お盆の行事が行われてきたといわれます。
  • お盆の時期
    地域により異なりますが「お盆」は7月13日?7月16日(7月盆)、または8月13日?8月16日(8月盆・月遅れ盆)に行われるのが一般的です。旧暦の7月15日にお盆を行う地域もあります。
    13日の夕方までに、お墓の掃除や仏壇の掃除をして、盆提灯や精霊棚を設けます。
  • 大切な初盆
    亡くなられて四十九日法要が終わった後、つまり忌明け後に初めて迎えるお盆のことを特に初盆、あるいは新盆(しんぼん・あらぼん)と呼んでいます。初盆の際には親類や知人が集まり、特に丁寧に供養をするのが習わしです。
    初盆の際には白木で白い火袋の提灯の他、特別な提灯を用いる地域もありますが、最近では絵入りの普通の提灯を用いる地域も増えています。
  • 四十九日の前に初盆が来る場合
    四十九日前にお盆の日が来る場合には、2年目のお盆を初盆とするのが一般的です。例えば、8月上旬にご家族が亡くなった場合、8月15日のお盆は、四十九日法要の前に来ることになり
    ます。この場合には亡くなった翌年の8月15日が初盆となります。7月盆も同様の考え方です。
  • お盆の支度・・・精霊棚
    ご先祖様の精霊を迎えるために、精霊棚を準備します。まず机の上に真菰筵を敷き、先祖の位牌を安置し、水・線香・供物(季節の野菜や果物・菓子)、ナスやキュウリにおがらを突き立て馬や牛に見立てたものを用意します。13日には内側、16日には乗って帰られるので外側に向けておきます。
  • 迎え火から始まり、送り火で終わります
    13 日夕方に家の門前でおがらを燃やしご先祖様の霊を迎えます。本来迎え火は墓前で焚たき、その火を持って自宅まで先祖の霊を導くという意味がありましたが、現在では墓地から遠い家も多いので、門前で焚いたり提灯が代用されています。お墓参りを済ませたら家の門前でローソクに火を灯し、おがらを焚いて合掌しましょう。
    お盆中は精進料理で先祖の霊をもてなします。それぞれの日のご馳ちそう走の献立が決まっている所もありますが、特別に拘る必要もないでしょう。
    片付けるのはお盆の終わる16日以降になりますが、その月いっぱい飾ることもできます。
  • 盆提灯のご用意
  • 盆提灯の由来
    お盆は先祖の霊、精霊を迎える仏事ですが、先祖の霊が戻ってくる目印となるのが燈籠です。
    鎌倉時代に著された『明月記』という日記の1230年7月14日には精霊迎えの高燈籠が掲げられていたことが記されています。この高燈籠は屋根よりも遙かに高い竿の先に燈籠を掲げるものです。江戸時代には高たかどうろう燈籠がまるで星々のように江戸の街に掲げられました。
    この高燈籠は盆提灯の元となったもので、門に飾る門提灯は高燈籠の流れを汲むものです。
    現在では、部屋の中に飾る提灯として、吊すもの、床に置く製品、さらに一年を通して飾ることのできるインテリア性の高い製品などがあります。
  • 盆提灯はいつ出して、いつ片付ける?
    江戸時代にはお盆の月の初日から盆提灯を飾ったという記録もあり、7月盆の場合は7月1日、8月盆の場合には8月1日から飾ることができます。片付けるのはお盆の終わる16日以降になりますが、その月いっぱい飾ることもできます。
    また、最近では通年でお飾りの可能な提灯も揃えておりますので、お問い合わせ下さい。
  • 盆提灯は夜だけ点灯するの?
    盆提灯は夜だけ灯すのが基本です。夕暮れから就寝時まで点灯するようにします。
    寝る前に消しましょう。
  • 初盆の方の盆提灯
    初盆の方の盆提灯は、白い無地の製品、あるいは白地に家紋入の提灯など、シンプルなものが使われることが大半でした。
    初盆の提灯は初盆の時のみのお飾りとなるために、最近では絵柄の入った盆提灯を初盆に用いることも増えてきました。
    盆提灯は初盆をお迎えするご家庭に贈る習慣があり、ご親族でお話し合いの上で、複数の盆提灯を贈る場合もあります。
  • 盆提灯は一対でお祀りするの?
    必ずしも一対でお飾りする必要はありませんが、仏間をお持ちの方、広いスペースで盆提灯をお飾りされる方には一対でお飾りすることをお勧めします。
  • 浄土真宗の盆提灯
    浄土真宗の教義では、お盆の時にご先祖様が帰って来るという教義がなく、盆提灯には浄土真宗専用の切子燈籠が使われます。詳しくは菩提寺にお問い合わせ下さい。
  • 父母を供養する日
    お盆は元祖「父の日」「母の日」で、お盆の時に父母の孝養を尽くすことを「生御魂」と言います。お盆のお経である『盂蘭盆経』にはお盆の時、父母に飲食などを以て尽くすようにと書かれています。「生きておられる父母が百年もの寿命を持つように」と『盂蘭盆経』はお釈迦様の言葉を伝えます。文字通り、父母が病気もせずに長生きをするということです。
    この「生御魂」はすでに室町時代から行われていた習慣です。
  • お仏壇をお祀りする
  • 仏壇店の始まり
    日本に仏教が伝わったのは西暦550年頃。500年代末になると四天王寺(大阪)が聖徳太子によって建立され、600年代になると聖徳太子ゆかりの法隆寺も建立されます。日本における最初の仏師鞍作止利が仏像を作ったのもこの時代です。歴史ある私達の仕事の源流はここにあります。
  • 天武天皇のお言葉
    お仏壇を家々にお祀りするようにと最初に仰せられたのは天武天皇で、日本書紀には下のような詔の言葉を見ることができます。
    「諸国に、家毎に、仏舍を作りて、乃ち仏像及び経を置きて、礼拝供養せよ」(685年『日本書紀』天武天皇十四年)
    この天武天皇の詔は、家ごとにお仏壇をお祀りし、仏像と仏教の経典を置いて、供養しなさいという意味です。
  • 乾佛具店の歴史
    乾佛具店は大正10年、高知市内で創業いたしました。現在では高知県内と愛媛県内に広がる店舗網を持ち、御供養とお仏壇・お仏具のプロフェッショナルとして、皆様の生活のお役に立ちたいと願っています。
    お仏壇・お位牌・お珠数など、オリジナル製品も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
  • お仏壇は必要なのですか?
    お仏壇はお祀りして下さい。その後の人生、心の支え、お子様やお孫様の育ちの場として、お仏壇は大きな役割を果たします。
  • お仏壇を買うのは「ご縁」によって「ご縁」が生まれたときが、タイミング
    お仏壇を購入するタイミングは「縁」によって生まれます。ご葬儀はもとより、法事・新築・改築も「縁」となります。
    当店は皆様とのご縁を大切にしながら、よりよいお仏壇・お仏具を提供して参ります。
  • お仏壇を買うのは「縁起の良いこと」
    お仏壇を購入し、お祀りすることは、縁起の良いこととされます。仏教とご先祖様にふれ合う場所を持つことで、それを機縁として、心の生活が豊かになります。新築などでお仏壇を購入される場合には、慶事となります。
  • あらかじめお仏壇を購入する方も
    お仏壇をあらかじめ購入される方もおられます。例えば、厄年の時にお仏壇を購入し本尊をお祀りする方、還暦の時にお仏壇を購入される方もおられます。お仏壇を購入することで、ご本尊やご先祖様からのパワーを頂けます。
    お仏壇を前もって購入すると悪いことが起こるというのは迷信です。
  • 家の中にお仏壇が2つは縁起が悪い?
    様々な事情で、お仏壇を家の中の異なった場所に2台安置される方もいらっしゃいます。いずれも丁寧にご供養することが大切で、縁起が悪いことはありません。ご自身の念持仏をお祀りすることも同様です。
    ただし、宗派によっては異なる宗派のお仏壇をお祀りすることを避ける事もあり、菩提寺のご住職に相談して下さい。
  • お仏壇を買い換える場合
    ご先祖様から受け継いだお仏壇を買い換える場合には、そのお仏壇を丁寧にご供養し、場合によっては仏壇全体の魂抜き(お性根抜き)をご住職にして頂く場合もあります。
  • ネット通販でお仏壇を購入すること
    インターネットにはお仏壇に関しての様々な情報が掲載されており大変便利なものですが、全ての情報が正しいものではなく、仏壇本体の様子は店頭で確認するのが最も安心で確実です。仏具との組み合わせは、店頭で実際にご覧頂くのが納得して頂ける方法です。仏壇には様々な工芸材料が使われており、見た目は同じようでも、木目が微妙に異なる場合もあります。
  • うるう年での購入は問題なし
    地域によってはうるう年(閏年)に仏壇や神棚を購入しない習慣を持ちます。お月様の満ち欠けを基にした陰暦を用いていた江戸時代までは一年13ヶ月という年もあり倹約が必要でしたが、太陽暦の現在は意味がなく、うるう年での購入は全く問題ありません。
  • お仏壇の価格について
    お仏壇の価格の見せ方は様々ですが、当店では商品内容を納得して頂けるまでご説明申し上げております。いたずらに値引きをすることで、お客様の不信感を招く業者もある中で、商品と価格、末永いサービスによってお客様に納得して頂くのが、乾佛具店の姿勢です。
    確かな商品を末永くお使い頂き、世代交代があっても、「乾佛具店で購入した仏壇仏具」としてご相談に応じております。
  • お仏壇はどこに安置するの?
    お仏壇は家のどこに祀らなくてはならないという決まりはありません。仏間・和室・居間・寝室など、どの部屋でも大丈夫です。お祀りしやすい場所、手を合わせやすい場所がよいでしょう。
    お仏壇の歴史を繙くと、仏間にお仏壇をお祀りする流れと、居間・リビング(日常生活空間)にお仏壇をお祀りする流れがあることが分かります。ですので仏間以外の空間、例えばリビングや寝室でも全く気にする必要はありません。
    お仏壇はどこに安置場所
  • 方角が気になる方に
    方角で言えば、一般的に南向きは(ご本尊とお位牌が南向き)、古来から位の高い人が位置する場所とされ、西向きは仏教の理想郷の西方浄土にあたります。また本山の方角に安置するのも良いようです。
    方角が気になる方に
    お仏壇を安置する場所としては、直射日光が当たらず、風通しが良く、エアコン等の冷風・温風が直接当たらないところが適しているといえます。
  • 座礼・椅子礼・立礼
    お仏壇は高さと安置する場所によって、座礼、椅子礼、立礼の三種類のお詣りの方法があります。座礼は座布団を敷いて、椅子礼は椅子に座って、立礼は立ったままお詣りする方法です。いずれの方法も仏教の法儀にかなった方法ですので、生活スタイルにあった方法をお選び下さい。
    座礼・椅子礼・立礼
  • 買い換えによるお仏壇の引き取り
    お仏壇の買い換えによりお引き取りしましたお仏壇は、丁重にご供養申し上げます。また、新築や改築によるお仏壇預かりも承ります。
  • 開眼供養・撥遣供養について
    ご本尊、お位牌、お仏壇を新たにお迎えになる場合には、お寺様に魂を入れる開眼供養(お魂入れ)を行う場合があります。また、不要になったお仏壇を供養処理する場合には魂を抜く、撥遣供養を行うようにします。
  • お仏壇購入チェックシート・ご購入までの流れ
    お仏壇購入チェックシート・ご購入までの流れ
  • 唐木仏壇
  • 唐木仏壇とは
    唐木は輸入銘木の総称で、奈良時代にはすでに輸入されており、正倉院には紫檀などの唐木を使った工芸宝物も残されています。また、日本の銘木は江戸時代には建築や工芸材料として珍重されてきました。
    唐木仏壇とは黒檀・紫檀といった輸入唐木材や欅・桑・屋久杉など日本の銘木を使った仏壇です。材料の色、木目の美しさが生かされています。
    最近では、フローリングの居間にもお祀りすることのできる都市型仏壇も増えてきていますが、伝統的な唐木仏壇と都市型仏壇の中間型の製品、伝統的な素材と技法で作られた都市型唐木仏壇も登場しています。
  • 唐木仏壇の製品価値
    唐木仏壇の製品価値は唐木材や銘木の使われ方、技法によって生まれます。
    厚さ7ミリ前後の唐木材や銘木を芯材に貼り合わせたものが「厚板貼(練り製品)」と呼ばれ高級品となります。
    薄くスライスした板を芯材に貼った製品を「薄板貼り(貼り製品)」と呼びます。
    材料に木目を印刷したシートや紙を貼った部材、芯材に木目を描いたり印刷した部材などの組合せで作られる製品もあり、製品内容は様々です。
    乾佛具店では技法、製品の価値を御説明申し上げます。お祀りする場所やスペースに合わせた、特注仏壇の製作も可能ですので、是非お問い合せ下さい。
    代表的な唐木素材
  • 金仏壇
  • 金仏壇とは?
    金仏壇は金箔・金粉と漆で仕上げられたお仏壇です。金具・蒔絵・漆塗・木地・彫刻・ます組屋根など日本の伝統工芸の技術を駆使して作られます。
    江戸時代末期には工芸品として価値の高い製品が作られるようになり、現在でも日本全国にその伝統を受け継ぐ産地で、多くの職人が活躍しています。
  • 金仏壇を選ぶときのポイント
    製品の素材や技法の確認をします。気に入った蒔絵や彫刻が使われている仏壇を探してみてはいかがでしょうか?また、家の宗派に合ったものを選びましょう。当店では価値ある製品をお勧め致します。特注品も承ります。
    宗派・技法
  • 金仏壇のお手入れ方法
    金箔は直接拭くと剥げますので、毛ハタキなどで埃を払うようにします。漆面(塗装面)は専用のふきんで拭くことができます。
    10年もお祀りするとお仏壇が汚れてきますが、その場合には当店にご相談ください。汚れ落とし(お洗濯)を承ります。
  • 「伝統的工芸品」基準とは?
    金仏壇の最高級品は経済産業大臣や都道府県知事が指定する「伝統的工芸品」基準のお仏壇です。現在では様々な技術や素材により製造されており、黒い塗装部分も漆以外の素材が使われることもありますが、当店では価値ある自信作のみを、お勧め申し上げております。
  • 永くお祀りしていただくために
    お仏壇は時々お手入れして下さい。清々しい気持ちでおつとめして頂くと共に、お仏壇をより永くお祀りして頂くことができます。お仏壇は水分を嫌いますので、専用の磨き布をお使い下さい。また、金箔の部分は拭くと金箔が剥げますので、拭かないで下さい。また、全体のホコリは毛ハタキで落とします。お仏具も専用布で磨いて頂くことをお勧めします。蝶番が緩んだ時にはネジ回しで締めて下さい。
    ◎ご連絡頂けば、当店担当者がお伺いし、蝶番の調整、並びにお仏壇のお手入れをさせて頂きます。
  • 都市型仏壇(家具調)
  • 都市型仏壇とは?
    都市型仏壇は現代人の生活空間であるリビングにも安置できる、スッキリとしたデザインの仏壇のことです。実際にはリビングだけではなく、和室に安置する方も多くおられます。
    伝統的な仏壇が彫刻や金箔などで飾られているのに対して、都市型仏壇は飾りが少なく、シンプルなスタイルを特徴としています。
    都市型仏壇
  • トラッドモダンスタイルも
    最近では伝統型(トラッド)と都市型(モダン)の中間型製品も登場しています。このトラッドモダン仏壇は、黒檀や紫檀などの伝統的な素材を用いて、唐木仏壇と同様の技法で作られています。
  • お寺様にもお詣りして頂けます
    都市型仏壇では、伝統型仏壇と同様のお祀りをして頂けますので、お寺様に来て頂いての仏事・法要も十分にできますのでご安心下さい。
  • 伝統型と都市型のご本尊
    仏像には伝統的な木仏、掛軸のものをご安置したり、あるいは都市型仏壇用の仏像をご安置することもできます。
  • お仏具もモダンスタイルです
    お花を活け、お香を焚き、ローソクを灯すためのお仏具もモダンスタイルの製品を揃えています。お仏具はお仏壇とは別にお選び頂くのが基本です。
  • おまいりの基本
  • 香炉・花瓶・燭台が基本
    お仏壇では香りとお花と灯火を供え、そのためのお仏具、香炉・花瓶(花立て)・燭台(火立て)が必要となります。香炉・花瓶・燭台の三つで三具足、香炉・花瓶一対・燭台一対の五つで五具足と呼びます。
  • 一日に一度はお仏壇へお参りを
    お仏壇はご家庭内の心の中心となるものです。一日に一度は必ずお仏壇にお参りし、手を合わせるようにしたいものです。
  • お仏飯を差し上げる パンでもOK
    ご飯やお茶などをご本尊、ご先祖に差し上げることを「お給仕」と言います。朝炊いたご飯を仏飯器に入れてご本尊やご先祖様に差し上げます。ご家庭によってはご本尊と脇侍、お位牌の数だけ差し上げるところもありますが、まとめて一つでも構いません。ご先祖様に差し上げるものはご飯の代わりにパンでも構いません。また、お茶は茶湯器に、お水は専用の陶器やガラス器に入れてお給仕します。
    果物やお菓子は専用のお仏具に載せてお仏壇に置きます。命日の時には霊供膳でご飯を差し上げます。
  • お花を飾る
    お仏壇にはお花を欠かすことができません。お仏壇に供えるお花はトゲのある花、例えばバラの花などは避けるようにします。お花を供えることはご本尊とご先祖に対しての供養となります。
  • ローソクに火を灯し、お線香をたく
    お花を供えることと同時に、仏前での供養の基本となるのが灯と香。ローソクに火を灯し、お線香を香炉でたきます。
  • おリンを鳴らす
    ローソクを灯し、お線香に火が点いたら、次におリンを鳴らします。おリンはおつとめが始まる合図であり、空間を浄め、精神を集中させる力があります。
    宗派によっては木魚・木鉦・鉦を鳴らし、読経の調子を取ります。
    経本にはおリンを鳴らす箇所に印が書かれていますのでそれに沿って鳴らします。
  • お経を声に出して読みます
    おリンを鳴らした後に、念仏や題目を唱えたり、お経を読みます。また、御本尊・ご先祖と心を通して会話します。
  • ローソクの火を消します
    おつとめが終わったら、ローソクの火を消します。きちんと消えたかどうか、必ず確認・点検しましょう。ローソクの火を消す、専用火消しなども当店にて取り扱っておりますのでお気軽にお問い合せ下さい。
    おつとめの流れ
  • こだわりのお位牌と過去帳
  • お位牌とは?
    お位牌は故人・ご先祖様そのものです。
    亡き人を偲び、語りかけ、癒されるあなたの心。
    ご先祖様から引き継がれてきた命の流れが、お位牌に宿ります。
  • お位牌を選ぶときのポイント
    お位牌には漆や金箔・金粉で仕上げられた製品と、黒檀・紫檀などで作られた製品の2種類がございます。また、お位牌の形式には様々なものがありますので当店にご相談下さい。沢山のお位牌を、繰出位牌や幅広位牌といった一つのお位牌にまとめることも出来ます。
  • お位牌の種類
    お位牌は戒名を記すもので、塗り製品と唐木製品、蒔絵を施した製品などがあります。浄土真宗では教義上、原則として位牌は使わず、法名軸又は過去帳をお祀りします。
    お位牌は葬儀後、四十九日の法要後に白木位牌から塗りあるいは唐木位牌に換えます。複数本を作り、ご家庭ごとにお祀りすることも行われます。
    お位牌を新たにお作りの際には、白木位牌もしくは戒名紙をお持ち頂くか、ご連絡頂けましたら直接お伺いし、ご戒名をお写し致します。
    ご戒名には一文字一文字意味がございます。写し間違いのないよう、当店担当者がお伺い致します。
    ◎ 当店では故人様を尊重したオリジナルお位牌の製作も承っております。
    お位牌の種類
  • お位牌が増えたら繰出位牌を
    お位牌が増えてお仏壇の中に安置するのが難しくなった場合、たくさんのご先祖様をお祀りしたい場合には、戒名を記した複数枚の札板を納めることのできる繰出位牌を用いるようにします。
  • 戒名・法名を記す過去帳
    過去帳は故人やご先祖様の戒名・法名を記すもので、一日から三十一日までの各命日ごとに記すものが多く使われています。浄土真宗では原則として位牌ではなく過去帳を用います。
  • ご家庭をお守りする諸仏諸尊
    お仏壇の中心には御本尊をお祀りします。
    ご本尊の両脇には脇侍と呼ばれる諸仏諸尊・高僧をお祀りすることもあります。ご自分の、そしてご家庭の守り本尊となります。
    ご本尊は宗派によって異なりますが、菩提寺のご本尊に準ずる場合もあります。ご自分の信仰する仏像をお祀りすることもできます。
    御仏には彫刻仏と掛軸がございます。彫刻仏は白檀や柘植などを使ったもの、白木の上から金箔や金泥で仕上げたものなどがございます。
    お祀りの例
    主な各宗派の仏像
  • お線香の楽しみ方
    お線香には煙の出るタイプの製品と煙の少ないタイプの製品があります。煙の少ないお線香はマンションなど、密閉度が高いご家庭で人気があります。香りの種類は大別すると伽羅・沈香・白檀などの漢方系のものと、バラ・ラベンダーなど西洋系の香りとがあります。進物用お線香も各種取り揃え、地方への発送なども承ります。
    お線香はお仏壇の香炉で使うほか、製品によっては和室やリビングなどでお使い頂ける「お部屋香」もございます。玄関やトイレで使われる方もいらっしゃいます。当店は香りのアドバイザーとして、様々なお線香の使い方をご提案申し上げております。
    お線香とは別に、焼香も各種揃えております。焼香はお寺へのお参りのほか、お葬式に参列する時にもお使い頂くことができます。
  • ローソクにも様々な種類が
    ローソクは仏前や神前・墓前で灯されるもので、当店では各種ローソクを取り揃えております。
    ローソクにはパラフィンを原料とする製品、蜜蝋を原料とする製品、櫨はぜ蝋など植物性の蝋を原料とする製品などがあります。
    仏前のローソクの火を消すときには、息を吹きかけて消さず、専用の小型団扇や専用火消しを使うようにします。
  • 仏壇用から床掛け用 新調品から修理まで
    掛軸はお仏壇の中で使うものと、床の間などで使うものがあります。
    お仏壇の中で使うものは宗派によって様々な種類がございます。床の間用の製品については諸仏諸尊を描いたもの、「南無阿弥陀仏」「南無大師遍照金剛」と書かれた掛軸、霊場巡りの朱印軸などの仏画掛軸や山水花鳥を描いた掛軸などがございます。
    ◎ 当店では皆様のご要望に応え、様々な掛軸をご用意しております。また古くなった掛軸の修理も行っておりますので、お気軽にお問い合せ下さい。
  • お珠数
    正式なお珠数は108珠で作られます。108は煩悩の数を象徴しており、煩悩を滅消させる力をお珠数は持ちます。108珠のお珠数は各宗派による形式があり、これを選ぶことがひとつの方法です。一般に最も多く持たれるのは、108珠のお珠数の略式である20?40珠で作られるお珠数です。
    珠には水晶・メノウ・ヒスイなどの貴石類と黒檀・紫檀などの木珠があり、お気に入りの珠をお選びください。貴石については誕生石のものを選ぶこともできます。房の色も選ぶポイントのひとつとなります。腕輪珠数も人気があります。お珠数はお守りともなり、その人を災厄から守るとも言われます。厄年の厄除けとしてはもとよりのこと、ご結婚・新入学・新入社などのお祝いとしても最適です。
    お葬式や仏事に欠かすことができないお珠数。当店では一流の職人が作り上げた様々なタイプのお珠数を揃えており、修理も承ります。
    豊富なお数珠を取り揃えています
  • オリジナルお珠数の製作も
    当店では珠の種類や房の種類・房の色などをお選び頂き、お客様のための「オリジナルお珠数」も製作しておりますので、お気軽にお申し付け下さい。
  • お珠数のかけ方
    お珠数はもともと、お経やお念仏、お題目を唱える時にその数を数える法具でした。今ではお経やお念仏、お題目を唱えたり、仏さまを礼拝する時に手にかけてお参りします。
    お珠数は持っているだけで功徳があるとされ、普通108の珠から出来ています。これは、108の煩悩を退散・消滅させる功徳があるからだと言われています。
    形式については、宗派によっての違いがありますので、求められる時にご確認下さい。
    108珠以外には略式珠数(片手珠数)と呼ばれる珠数もございます。
  • 合掌のしかた
    合掌は仏さまを尊び、供養する気持ちを表したものです。一説によれば、右手は仏さまを表し、左手は私たち凡夫を表すと言います。手を合わせることによって仏さまの境地に私たちが近づけるというのです。いずれにせよ、掌を合わせることによって心が落ち着き、精神が安定するのではないでしょうか。
    合掌の仕方は、まず指と指の間を離さずくっつけて、掌をピッタリと合わせます。そして、位置としては胸の前に、胸にはつけないで少し前に出します。掌の角度は45 度くらい。肘は張らず、脇も力を入れて締める必要はありません。肩の力を抜くようにすればよいでしょう。
    厳密に言えば合掌にもいくつかの形があるのですが、これらの形がもっとも代表的なものです。
    数珠の持ち方
  • 宗派の知識
  • 天台宗
    総本山 延暦寺(滋賀県大津市)
    (天台宗各宗には天台寺門宗 天台真盛宗 和宗などもございます)
    宗 祖 伝教大師最澄(767~822)
    唱 名 南無阿弥陀仏 南無釈迦牟尼仏
    在家経典 「般若心経」「法華経」自我偈
    在家本尊 阿弥陀如来坐像・釈迦如来坐像(菩提寺のご本尊に準ずる場合もあり)
    在家脇掛 向かって右に天台大師智顗、左に伝教大師最澄
    総本山・延暦寺
    〒520-0113 
    滋賀県大津市坂本4-6-2
    TEL.077-579-0022
    寺院数= 3,339 信者数= 1,534,873
    天台宗
  • 真言宗
    【本山(古義)】
    金剛峯寺(高野山真言宗・和歌山県伊都郡)
    醍醐寺(真言宗醍醐派・京都市伏見区)
    教王護国寺(東寺真言宗・京都市南区)
    泉涌寺(真言宗泉涌寺派・京都市東山区)
    勧修寺(真言宗山階派・京都市山科区)
    仁和寺(真言宗御室派・京都市右京区)
    大覚寺(真言宗大覚寺派・京都市右京区)
    善通寺(真言宗善通寺派・香川県善通寺市)
    【本山(新義)】
    根来寺(新義真言宗・和歌山県岩出市)
    智積院(真言宗智山派・京都市東山区)
    長谷寺(真言宗豊山派・奈良県桜井市)
    (真言宗各派には真言宗犬鳴派 真言宗須磨寺派などもございます)
    宗 祖 弘法大師空海(774~835)
    宝 号 南無大師遍照金剛 南無興教大師(新義)
    在家経典 「般若心経」「光明真言」
    在家本尊 大日如来坐像(金剛界・菩提寺のご本尊に準ずる場合もあり)
    在家脇掛 
    ・古義真言宗
    向かって右に弘法大師、左に不動明王
    ・新義真言宗
    向かって右に弘法大師、左に興教大師
    総本山・金剛峯寺
    〒648-0211 
    和歌山県伊都郡高野町大字高野山132 
    TEL.0736-56-2011 
    寺院数= 3,676 信者数= 3,953,300
    天台宗
  • 浄土宗
    総本山 知恩院(京都市東山区)
        増上寺(東京都港区)
    (浄土宗各派には西山深草派 西山禅林寺派 西山浄土宗などもございます)
    宗 祖 円光大師法然(1133~1212)
    唱 名 南無阿弥陀仏
    在家経典 「四誓偈」「真身観文」「阿弥陀経」 
    在家本尊 阿弥陀如来立像
    在家脇掛 向かって右に善導大師、左に法然上人
    総本山・知恩院
    〒605-0062 
    京都府京都市東山区新橋通大和大路通東入ル3丁目林下町400-8
    TEL.075-525-2200 
    寺院数= 7,067 信者数= 6,021,900
    浄土宗
  • 浄土真宗
    西本願寺(浄土真宗本願寺派・京都市下京区)
    東本願寺(真宗大谷派・京都市下京区)
    専修寺(真宗高田派・三重県津市)
    興正寺(真宗興正派・京都市下京区)
    佛光寺(真宗佛光寺派・京都市下京区)
    (この他、真宗三門徒派 真宗出雲路派 真宗山元派 真宗誠照寺派 真宗木辺派などもございます)
    宗 祖 見真大師親鸞(1173~1262)
    唱 名 南無阿弥陀仏
    在家経典 「正信念仏偈」「和讚」「御文章(西)」「御文(東)」「御書(高)」
    在家本尊 阿弥陀如来立像
    在家脇掛 向かって右に十字名号、左に九字名号
    向かって右に親鸞聖人、左に蓮如上人
    本山・西本願寺 
    〒600-8358 
    京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町
    TEL.075-371-5181
    寺院数= 10,408 信者数= 6,940,895 
    本山・東本願寺 
    〒600-8505 
    京都府京都市下京区烏丸通七条上ル常葉町754
    TEL.075-371-9181
    寺院数= 8,756 信者数= 5,533,146
    浄土真宗
  • 臨済宗
    大本山 妙心寺(妙心寺派・京都市右京区)
    (臨済宗には南禅寺派 大徳寺派 東福寺派 相国寺派 建仁寺派 天龍寺派 建長寺派 円覚寺派 方広寺派 永源寺派 佛通寺派 向嶽寺派 國泰寺派 興聖寺派などもございます)
    開 祖 栄西禅師(1141~1215)
    唱 名 南無釈迦牟尼仏
    在家経典 「般若心経」「観音経」「坐禅和讚」
    在家本尊 釈迦如来坐像(菩提寺のご本尊に準ずる場合もあり)
    在家脇掛 向かって右に達磨大師、左に観音菩薩
    妙心寺派は右に開山無相大師、左に花園法皇
    東福寺派は右に達磨大師、左に聖一国師
    大本山・妙心寺
    〒616-8035 
    京都府京都市右京区花園妙心寺町64 
    TEL.075-463-3121 
    寺院数= 3,379 信徒数= 347,383
    臨済宗
  • 曹洞宗
    大本山 永平寺(福井県吉田郡)
        総持寺(神奈川県横浜市)
    宗 祖 承陽大師道元(1200~1253)
    唱 名 南無釈迦牟尼仏
    在家経典 「般若心経」「修証義」「大悲心陀羅尼」
    在家本尊 釈迦如来坐像
    在家脇掛 向かって右に高祖道元禅師、左に太祖瑩山禅師
    大本山・永平寺
    〒910-1228
    福井県吉田郡永平寺町志比5-15
    TEL.0776-63-3100
    大本山・総持寺
    〒230-0063
    神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
    TEL.045-581-6021
    寺院数= 14,597 信徒数= 1,570,087
    曹洞宗
  • 日蓮宗
    大本山 身延山久遠寺(山梨県南巨摩郡)
    (日蓮宗には顕本法華宗 法華宗本門流 法華宗陣門流 法華宗真門流 本門法華宗 日蓮宗不受不施派もございます)
    宗 祖 立正大師日蓮(1222~1282)
    唱 題 南無妙法蓮華経
    在家経典 「法華経」自我偈・神力品・方便品
    在家本尊 最上段に大曼荼羅 その前に三宝尊 その前に宗祖像
    在家脇掛 向って右に鬼子母神、左に大黒天
    総本山(祖山)・久遠寺
    〒409-2524
    山梨県南巨摩郡身延町身延3567
    TEL.05566-2-1011
    寺院数= 5,203 信徒数= 3,855,372
    日蓮宗
  • お仏壇のある生活
  • 家族の生活、家族の心に寄り添うお仏壇

  • 神棚のお祀り
  • 神棚にお祀りする神々
    神棚にお祀りするものは、神宮大麻 (伊勢神宮のお札・天照大神)・氏神様のお札・自分の信仰する神社のお札などです。商売繁盛祈願の時にはお稲荷様、受験祈願の時には天満宮のお札などをお祀りします。
    一家の中心になるものですので、清浄で南向きあるいは東向きが良いでしょう。鴨居の下を潜るところは避けたいものです。
  • 神棚への神饌
    神棚には神具を用い、水・御神酒・洗米などを供え、榊を飾ります。お灯明としてローソクを用います。
    米・水・塩の配置
  • 拝礼の方法
    お供えが終わったら拝礼します。拝礼の方法は2回お辞儀をし、2回柏手を打ち、1回お辞儀をする二拝二拍手一拝が基本となります。
  • 御札のお祀りの方法
    神棚は正面中央が最上位、次に向かって右、その次が左となっています。中央に伊勢の大神宮様、右に氏神様、左はその他の信仰する神社の御神札をお祀りします。
    又、御神札を縦に重ねてお祀りする場合は、一番前方に伊勢の大神宮様、その奥に氏神様、その他の神社の御神札という順序でお祀りします。先祖の祖霊は神棚より少し下げて、別に設けます。
    御札の位置
  • 神棚にお祀りする神々
    お札は1年間お祀りし、古くなったら神社へ返します。お正月の場合であれば1月15日の小正月に左義長やどんど焼きの神事を行う神社もあり、そこで神札を焼納します。地域によっては神棚をお正月ごとに新しくするところもあります。
  • 神棚の種類
    神棚の材料には檜や欅が主に使われ、神棚には一社宮(戸がひとつだけのもの)、三社宮(戸がみっつあるもの)・五社宮・七社宮などがあります。
    棚板の取付には様々な方法がありますので、お気軽にご相談下さい。
    御札の位置
  • 神事と先祖供養
  • 神道でのお祀り
    神道での先祖祀りは神徒壇あるいは御霊舎で行い、ご先祖様や故人の霊璽(御霊)をお祀りします。
    神徒壇には、先祖宮の取り外しの可能なもの、取り外しの出来ないもの、また元々宮無しで別宮(先祖宮)を入れるものなどがあります。
  • 神道における霊号
    神道では故人の名前の下に、男性は「大人」「彦」、女性は「刀自」「姫」等をつけ霊号とし、その下に「命」をつけることもありますが、地域による違いもあります。
  • 神葬祭から後、五十日祭まで
    葬場祭(告別式)の次の日から、仮御霊舎(かりみたまや)にお供え物をし、拝礼を毎日欠かさず行います。葬儀がすべて滞りなく終了したことを奉告する翌日祭、十日ごとの十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭、五十日祭は、神職を呼び祭詞を奉上していただき、丁寧に行います。五十日祭をもって忌明けとし、神職に清祓をしていただき、それまで遠慮してきた神棚のお祀りを再開します。
    五十日祭(地域によっては百日祭または一年祭)が終わった後、故人の御霊を祖先の霊と同様にお祀りするために、仮御霊舎から祖霊舎・神徒壇にうつすお祀り(合祀祭)を行います。故人の霊璽を祖霊舎・神徒壇に遷してからは、毎日のおまつりや年祭の他、年中行事、人生儀礼の折などに家の祖霊としておまつりする。
  • 祥月命日にあたる正辰祭
    年祭には毎年の命日(帰幽当日)に行われる正辰祭と、三年、五年、十年、二十年、三十年、四十年、五十年の命日に行われる式年祭とがあり、故人の御霊を慰め、子孫の繁栄を祈ります。
    祖霊舎・神徒壇の扉を開き、命日にあたる祖先の霊璽を手前に出し、毎日のお供え物の他に、故人の好物などをお供えします。正辰祭は家族や近親者などを、また式年祭には故人と親しかった方なども招いて行います。
  • 当社檜作り神徒壇の特徴
    ご存じの通り「ひのき」は香り・通気性・防腐性に最も優れています。日本の数多くある檜産地の中でも、木曽檜は高価だということはよく知られていますが、材質は柔らかく年輪が余り浮かび上がらないのです。しかし土佐檜(高知県)は、他の檜より少し硬く物作りには適した硬さなのです。そして年輪の目もよく浮かび上がり、ぬくもりがあります。この土佐檜の中でも最高の素材ばかりを吟味して、御先祖様をお祀りする神徒壇を、私どもはこの土佐檜にこだわり、総檜で作り上げています。
    檜以外の木材は、一般の卸問屋(木材屋)で仕入れることができます。そしてこれらの木材は90%以上使う事が出来ます。しかし檜の木材を仕入れるには、県有林の入札をしなければなりません。それに他の木材に比べ節が多いために40%位しか使えるところがないのです。
    又製品にするには木材を製材にかけ、数年天日乾燥をさせます。それを細かく切断し、その板一枚一枚を200度以上の熱板にかけ、狂いがないか吟味します。こうした幾度かの手間をかけ、手作りでこのような豪華な神徒壇を作り上げています。
  • 高知神社庁推奨品
    乾佛具店オリジナル神徒壇は先祖宮の取り外しが出来る、高知神社庁推奨品でございます。
    高知神社庁推奨品
  • 建墓の知識
  • お墓を建てる
    ご先祖を供養し祀る気持ち、それを形にしたものがお墓と言えるでしょう。現在は都市部での人口の増加、核家族、地価の高騰など諸事情が重なり、購入が難しい問題となっています。
    しかし、いつか必要となる時が来る筈ですし、代々使用することになるので慎重に家族で話し合い決める事が大事です。
  • お墓を建てる時期
    一般的には三回忌までに建てるのが良いとされますが、決まりはありません。すぐに建てられない場合でも、一時的に納骨堂に安置して貰うことも出来ます。実際には葬儀後、四十九日や百ヵ日、月命日、一周忌、お盆・お彼岸など節目に合わせられることが多いようです。
    最近では世相を反映した永代供養墓など合葬式のスタイルもあります。また、生前に墓地を建てることも近年よく見られます。これは寿陵といって生前に建墓することは善のあることとされ、縁起がいいとされています。費用の返済方法として、ローンや積み立てを利用することも出来るようになりました。墓地やお墓の購入は非課税になり、相続した場合も相続税はかかりません。墓域内の施設維持費や清掃費としての、管理費や維持費はそれぞれの墓地・霊園に対してかかります。
  • お墓購入の実際
    まずお墓を購入し、墓石を建てるまでに石材店や施工業者との綿密な打ち合わせをします。アフターサービスなどもしっかりした業者を選ぶことです。石の予算・質・大きさ・場所・刻む文字・完成予定日などを決め、依頼してから1ヶ月から2ヶ月かかると考えておきましょう。
    墓石は永い間お祀りしていくものですので、使用する石材には風化に強い硬質で光沢があるものが好まれるようです。御影石・斑れい岩・閃緑岩・安山岩などが人気が高いようです。形状は和型(縦長)が主流ですが、近年洋型(横長)・自然石を使用したものなども見受けられます。色に決まりはありませんが、華やかな色は避ける場合もあります。
    据え付けが終わったら僧侶にお願いして、納骨・開眼供養を行います。親戚などを招き墓前に線香・供物・供花を供え、読経、除幕を行います。終了後は建立を祝いお斎となります。僧侶や管理者、石材店の方には「志」としてお礼を包んだ方がよいでしょう。
  • 墓地の運営
    墓地はその経営・管理者により、形態・運営が違ってきます。それぞれに必要な特徴を備えた墓地を探しましょう。墓地には寺院墓地(宗教法人が管理)、公営墓地(都道府県や市町村の各自治体が管理)、また民営墓地(厚生省から認可された宗教法人や公益法人等、又は民間が運営)などがあります。それぞれ費用や管理条件、場所、交通の便、環境設備、宗派・宗旨の有無、使用規定などそれぞれ特徴や条件がありますので、問い合わせて相談してみると良いでしょう。又墓地により、使用権の委譲を許可していない所もありますので、きちんと確認しておきましょう。
  • お墓の建て替え
    歳月を経たお墓は風格のあるものですが、墓域に複数のお墓がある場合など、ひとつにまとめる事例は数多くございます。
    また、お墓そのものの建て替え、外柵などの補修も可能です。
    墓域の植栽の根が伸びて、お墓そのものに影響を与えている場合には早めに工事を行ったほうが良いでしょう。
  • お墓の引っ越し
    諸事情によりお墓の引っ越しが必要な場合には「改葬」の手続きが必要で、改葬先の墓地・霊園の「受入証明書」、現在の墓地を管理されている方からの「埋葬証明書」、現在墓地のある市町村役場の「改装許可書」などが必要になります。
  • お彼岸とお墓参り
  • 春と秋のお彼
    春のお彼岸は3月20日頃(春分の日)、秋のお彼岸は9月23日頃(秋分の日)で、その日を「お彼岸の中日」として前後3日間ずつ、合わせて7日間が彼岸会の期間となります。
    春彼岸は春を迎える喜びに感謝し、秋彼岸には豊穣を感謝します。
  • お彼岸の中日とは
    太陽が真東から真西へ沈み、昼の長さと夜の長さが一緒になる時期、それがお彼岸です。
    迷いと悟り、この世とあの世、現実と理想の世界の接する日が「中日」です。
    浄土に生まれたご先祖を偲び、今日ある自分をご先祖に感謝し、自らも彼岸に到達できることを願う日です。
  • 彼岸とは仏の世界のこと
    彼岸とは「向こう岸」すなわち仏の世界のことで、仏の教えに触れるための行事(彼岸会)が聖徳太子の頃から行われてきました。現在我々が住んでいる現世が此岸(しがん)、仏菩薩の悟りの世界は彼岸であり、そこに渡ること(到彼岸・パーラミター)を目的とするのが彼岸会です。
    悟りへ到達する六波羅密とは、一= 布施・法施・無畏怖、二= 持戒、三= 忍辱、四= 精進、五= 禅定、六= 智慧の六つの徳目のことです。
  • お彼岸にはお墓参りを
    お彼岸の頃は気候もおだやかになりますので、お寺参りやお墓参りをします。お墓を掃除し、お線香をあげ、精進料理や故人の好物などを供え、お花を手向けお参りしましょう。彼岸法要に参加したり、僧侶を招いてお経を読んでもらっても良いでしょう。この場合もお布施を包みます。
    また、その時には、故人の好きな物やお花をお供えすれば、亡き人のご供養になることでしょう。
  • お彼岸にはお仏壇にも
    お仏壇には、朝夕灯明を灯し、精進料理や故人の好物・お花などを供えお線香をあげてお参りします。
  • お墓が遠い場合
    御法要や新仏があるとき、または遠方でなかなかお参りに出向かれないときは、僧侶にお願いしてお経を読んで頂きましょう。この場合「お布施」をお包みします。
  • あると便利な墓参用品
    一般的に必要なものは、線香、ローソク、マッチ、供花、閼伽桶(水桶)、ひしゃく、故人の好物(お菓子・果物・嗜好品など)です。お墓を掃除するためのたわし、ぞうきん、箒など掃除用具も持参すると良いでしょう。
    墓地や霊園で購入することが出来るものもありますので、管理事務所で確認しましょう。
  • お墓参りの手順
    お墓参りの手順として、まず最初に、墓地のまわりを掃除し、墓石をたわしでよく洗い、土や苔など細かいブラシで磨きます。線香立て・花立ても一緒に掃除します。掃除後は、墓前に花や供物を供え、浄めるために墓石に水をかけ、線香を焚き珠数を持ってお参りします。お供えした供物は持ち帰りましょう。
    どうしてもお参りに行かれない事情がある場合、清掃やお参りを管理人や住職にお願いしておくとよいでしょう。その場合花代や掃除代、心付けをお礼として包みます。
    ◎ 当店では、閼伽桶(水桶)に家紋を入れることができます。墓参用線香、墓前用線香立て・ローソク立て・花立、専用着火具などは常に揃えておりますので、お墓参りの前に是非お立ち寄り下さい。
    お墓参りの手順