老舗 乾佛具店

お数珠の魅力 美しい合掌の姿

お珠数

正式なお珠数は108珠で作られます。108は煩悩の数を象徴しており、煩悩を滅消させる力をお珠数は持ちます。108珠のお珠数は各宗派による形式があり、これを選ぶことがひとつの方法です。一般に最も多く持たれるのは、108珠のお珠数の略式である20~40珠で作られるお珠数です。
珠には水晶・メノウ・ヒスイなどの貴石類と黒檀・紫檀などの木珠があり、お気に入りの珠をお選びください。貴石については誕生石のものを選ぶこともできます。房の色も選ぶポイントのひとつとなります。腕輪珠数も人気があります。お珠数はお守りともなり、その人を災厄から守るとも言われます。厄年の厄除けとしてはもとよりのこと、ご結婚・新入学・新入社などのお祝いとしても最適です。
お葬式や仏事に欠かすことができないお珠数。当店では一流の職人が作り上げた様々なタイプのお珠数を揃えており、修理も承ります。
豊富なお数珠を取り揃えています

オリジナルお珠数の製作も

当店では珠の種類や房の種類・房の色などをお選び頂き、お客様のための「オリジナルお珠数」も製作しておりますので、お気軽にお申し付け下さい。

お珠数のかけ方

お珠数はもともと、お経やお念仏、お題目を唱える時にその数を数える法具でした。今ではお経やお念仏、お題目を唱えたり、仏さまを礼拝する時に手にかけてお参りします。
お珠数は持っているだけで功徳があるとされ、普通108の珠から出来ています。これは、108の煩悩を退散・消滅させる功徳があるからだと言われています。
形式については、宗派によっての違いがありますので、求められる時にご確認下さい。
108珠以外には略式珠数(片手珠数)と呼ばれる珠数もございます。

合掌のしかた

合掌は仏さまを尊び、供養する気持ちを表したものです。一説によれば、右手は仏さまを表し、左手は私たち凡夫を表すと言います。手を合わせることによって仏さまの境地に私たちが近づけるというのです。いずれにせよ、掌を合わせることによって心が落ち着き、精神が安定するのではないでしょうか。
合掌の仕方は、まず指と指の間を離さずくっつけて、掌をピッタリと合わせます。そして、位置としては胸の前に、胸にはつけないで少し前に出します。掌の角度は45 度くらい。肘は張らず、脇も力を入れて締める必要はありません。肩の力を抜くようにすればよいでしょう。
厳密に言えば合掌にもいくつかの形があるのですが、これらの形がもっとも代表的なものです。
数珠の持ち方