老舗 乾佛具店

伝統的な木目仏壇「唐木仏壇」

唐木仏壇とは

唐木は輸入銘木の総称で、奈良時代にはすでに輸入されており、正倉院には紫檀などの唐木を使った工芸宝物も残されています。また、日本の銘木は江戸時代には建築や工芸材料として珍重されてきました。
唐木仏壇とは黒檀・紫檀といった輸入唐木材や欅・桑・屋久杉など日本の銘木を使った仏壇です。材料の色、木目の美しさが生かされています。
最近では、フローリングの居間にもお祀りすることのできる都市型仏壇も増えてきていますが、伝統的な唐木仏壇と都市型仏壇の中間型の製品、伝統的な素材と技法で作られた都市型唐木仏壇も登場しています。

唐木仏壇の製品価値

唐木仏壇の製品価値は唐木材や銘木の使われ方、技法によって生まれます。
厚さ7ミリ前後の唐木材や銘木を芯材に貼り合わせたものが「厚板貼(練り製品)」と呼ばれ高級品となります。
薄くスライスした板を芯材に貼った製品を「薄板貼り(貼り製品)」と呼びます。
材料に木目を印刷したシートや紙を貼った部材、芯材に木目を描いたり印刷した部材などの組合せで作られる製品もあり、製品内容は様々です。
乾佛具店では技法、製品の価値を御説明申し上げます。お祀りする場所やスペースに合わせた、特注仏壇の製作も可能ですので、是非お問い合せ下さい。
代表的な唐木素材