老舗 乾佛具店

お仏壇をお祀りする

仏壇店の始まり

日本に仏教が伝わったのは西暦550年頃。500年代末になると四天王寺(大阪)が聖徳太子によって建立され、600年代になると聖徳太子ゆかりの法隆寺も建立されます。日本における最初の仏師鞍作止利が仏像を作ったのもこの時代です。歴史ある私達の仕事の源流はここにあります。

天武天皇のお言葉

お仏壇を家々にお祀りするようにと最初に仰せられたのは天武天皇で、日本書紀には下のような詔の言葉を見ることができます。
「諸国に、家毎に、仏舍を作りて、乃ち仏像及び経を置きて、礼拝供養せよ」(685年『日本書紀』天武天皇十四年)
この天武天皇の詔は、家ごとにお仏壇をお祀りし、仏像と仏教の経典を置いて、供養しなさいという意味です。

乾佛具店の歴史

乾佛具店は大正10年、高知市内で創業いたしました。現在では高知県内と愛媛県内に広がる店舗網を持ち、御供養とお仏壇・お仏具のプロフェッショナルとして、皆様の生活のお役に立ちたいと願っています。
お仏壇・お位牌・お珠数など、オリジナル製品も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

お仏壇は必要なのですか?

お仏壇はお祀りして下さい。その後の人生、心の支え、お子様やお孫様の育ちの場として、お仏壇は大きな役割を果たします。

お仏壇を買うのは「ご縁」によって「ご縁」が生まれたときが、タイミング

お仏壇を購入するタイミングは「縁」によって生まれます。ご葬儀はもとより、法事・新築・改築も「縁」となります。
当店は皆様とのご縁を大切にしながら、よりよいお仏壇・お仏具を提供して参ります。

お仏壇を買うのは「縁起の良いこと」

お仏壇を購入し、お祀りすることは、縁起の良いこととされます。仏教とご先祖様にふれ合う場所を持つことで、それを機縁として、心の生活が豊かになります。新築などでお仏壇を購入される場合には、慶事となります。

あらかじめお仏壇を購入する方も

お仏壇をあらかじめ購入される方もおられます。例えば、厄年の時にお仏壇を購入し本尊をお祀りする方、還暦の時にお仏壇を購入される方もおられます。お仏壇を購入することで、ご本尊やご先祖様からのパワーを頂けます。
お仏壇を前もって購入すると悪いことが起こるというのは迷信です。

家の中にお仏壇が2つは縁起が悪い?

様々な事情で、お仏壇を家の中の異なった場所に2台安置される方もいらっしゃいます。いずれも丁寧にご供養することが大切で、縁起が悪いことはありません。ご自身の念持仏をお祀りすることも同様です。
ただし、宗派によっては異なる宗派のお仏壇をお祀りすることを避ける事もあり、菩提寺のご住職に相談して下さい。

お仏壇を買い換える場合

ご先祖様から受け継いだお仏壇を買い換える場合には、そのお仏壇を丁寧にご供養し、場合によっては仏壇全体の魂抜き(お性根抜き)をご住職にして頂く場合もあります。

ネット通販でお仏壇を購入すること

インターネットにはお仏壇に関しての様々な情報が掲載されており大変便利なものですが、全ての情報が正しいものではなく、仏壇本体の様子は店頭で確認するのが最も安心で確実です。仏具との組み合わせは、店頭で実際にご覧頂くのが納得して頂ける方法です。仏壇には様々な工芸材料が使われており、見た目は同じようでも、木目が微妙に異なる場合もあります。

うるう年での購入は問題なし

地域によってはうるう年(閏年)に仏壇や神棚を購入しない習慣を持ちます。お月様の満ち欠けを基にした陰暦を用いていた江戸時代までは一年13ヶ月という年もあり倹約が必要でしたが、太陽暦の現在は意味がなく、うるう年での購入は全く問題ありません。

お仏壇の価格について

お仏壇の価格の見せ方は様々ですが、当店では商品内容を納得して頂けるまでご説明申し上げております。いたずらに値引きをすることで、お客様の不信感を招く業者もある中で、商品と価格、末永いサービスによってお客様に納得して頂くのが、乾佛具店の姿勢です。
確かな商品を末永くお使い頂き、世代交代があっても、「乾佛具店で購入した仏壇仏具」としてご相談に応じております。

お仏壇はどこに安置するの?

お仏壇は家のどこに祀らなくてはならないという決まりはありません。仏間・和室・居間・寝室など、どの部屋でも大丈夫です。お祀りしやすい場所、手を合わせやすい場所がよいでしょう。
お仏壇の歴史を繙くと、仏間にお仏壇をお祀りする流れと、居間・リビング(日常生活空間)にお仏壇をお祀りする流れがあることが分かります。ですので仏間以外の空間、例えばリビングや寝室でも全く気にする必要はありません。
お仏壇はどこに安置場所

方角が気になる方に

方角で言えば、一般的に南向きは(ご本尊とお位牌が南向き)、古来から位の高い人が位置する場所とされ、西向きは仏教の理想郷の西方浄土にあたります。また本山の方角に安置するのも良いようです。
方角が気になる方に
お仏壇を安置する場所としては、直射日光が当たらず、風通しが良く、エアコン等の冷風・温風が直接当たらないところが適しているといえます。

座礼・椅子礼・立礼

お仏壇は高さと安置する場所によって、座礼、椅子礼、立礼の三種類のお詣りの方法があります。座礼は座布団を敷いて、椅子礼は椅子に座って、立礼は立ったままお詣りする方法です。いずれの方法も仏教の法儀にかなった方法ですので、生活スタイルにあった方法をお選び下さい。
座礼・椅子礼・立礼

買い換えによるお仏壇の引き取り

お仏壇の買い換えによりお引き取りしましたお仏壇は、丁重にご供養申し上げます。また、新築や改築によるお仏壇預かりも承ります。

開眼供養・撥遣供養について

ご本尊、お位牌、お仏壇を新たにお迎えになる場合には、お寺様に魂を入れる開眼供養(お魂入れ)を行う場合があります。また、不要になったお仏壇を供養処理する場合には魂を抜く、撥遣供養を行うようにします。

お仏壇購入チェックシート・ご購入までの流れ

お仏壇購入チェックシート・ご購入までの流れ